皆さんは大子町の特産品で「大子那須楮」は知っていますか?写真で見ると細かったり、太かったり様々な太さの木の枝ですが…実はこちら、和紙の原料なんです!

大子那須楮は優良な楮と言われており、日本三大和紙の本美濃和紙の材料として使われております。原料として出荷するため大子町ではほとんど手元に残りませんが、この大子那須楮が使用されることが条件とされています。2020年東京オリンピック・パラリンピックでは賞状にも使われました。
夏の楮はなんとこんな青々とした立派な葉っぱ!しかも人の身長を遥かに超えています。夏の作業は「芽かき」といい、幹から伸びる脇芽を摘んでいく作業です。これからの成長や最後の収穫に向けての大切な作業になります。
夏の楮から一転し、冬の楮は枯れ木のよう。空高く伸びる枝を伐採し、均等に切断し、蒸し、やわらかくなった木の枝を剥ぐ作業があります。
大子から和紙が作られる地域へ旅立つ大子那須楮。繊細かつしっかりとした丈夫な和紙として活躍しています。もっと知りたい方はぜひ特産品のHPをご覧ください。